初詣の時は、毎年200万人以上の人が訪れ年間850万人の参拝者がくる超人気の神社、太宰府天満宮の参道はとても賑やか!
太宰府天満宮は、菅原道真公を祀る全国天満宮の総本宮です。太宰府天満宮は、菅原道真公が亡くなった地に建てられた神社で、約1100年の歴史があります。道真公は学問・文化芸術・厄除けの神様として信仰されており、境内には約6000本の梅の木が咲き誇ります。梅の花は道真公の象徴とされており、神紋も梅紋です。
ここでお賽銭を入れて参拝します。昔と違う!?なんだかきれいにリニューアル?
どうやらこれは仮殿なのかな?
太宰府天満宮で、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修が行われることになりました。
約3年間の改修期間中は、仮殿が建てられ、神事や参拝は仮殿で行われます。
2026年頃 御本殿改修工事完了予定だそうです。
御朱印
この御朱印を書いてもらったときに宮司さんが一言「一ページ目は伊勢神宮さんのために開けておいていいですか」お言われたのです。どうしてそういうのか聞くと、伊勢神宮のおかげで大宰府天満宮も有ります。みたいなことを淡々と述べられて、最後に「謙虚さが大事かと」とも言われたので、膝を打つ思いがしました。
言わずと知れた学問の神様、菅原道真とはどんな人?
幼き頃より神童といわれていたそうです。
しかし突如、覚えのない疑いをかけられて、京都から遠く九州の大宰府に左遷させられてしまいます。そして2年1か月後の延喜三年(西暦903年)2月25日に59歳で薨去
されました。
東風吹かばにほいおこせよ梅の花、主なしとて春を忘れそ
訳:東風が吹いたらいい香りの梅の花を咲かせておくれ、主がいなくても春になれば忘れずに咲いてほしい
言われもしない理由で左遷が決まった時に詠んだ
とてもせつない、道真公の有名な短歌ですね。
飛梅伝説
この和歌を聞いた庭の梅の木がご主人様と一緒にいたいと思い、鳥のように一日で大宰府に飛んでっいたという伝説です。
道真公のやさしさがよく伝わるお話です。
菅原道真が京都にいるときの歌です。
このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに
「百人一首」「古今和歌集」に収録されています。
菅原道真が宇多上皇にお供して吉野へ行ったときに詠まれた歌と言われています。
山に向かって旅の安全を祈願しています。紅葉が色とりどりと美しかったので神様に捧げましょうと言っています。
なんだかとても心が安らぐ素晴らしい和歌だと思います。
まとめ
菅原道真は、平安時代に生きた、貴族で学者、政治家、歌人として日本人なら誰でも知っている有名人です。
出世して、右大臣になり、その後、左遷させられてしまいます。
菅原道真公の死後に京都では天変地異や不幸ごとが多発したので「天神様」と恐れられたそうです。
のちの現在では、学問の神様として多くの受験生や学生に親しまれています。
菅原道真を祭神とする神社は全国で12000以上あるそうです。
いかがでしたか、今回はかの有名な神社である大宰府天満宮のお話でした。
次回はいよいよ、大宰府天満宮の参道食べ歩き編を予定しています。お楽しみに!
最後までお読みくださりありがとうございました。
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